当校について社長メッセージ

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私たちの自動車学校グループに関わる全ての方が皆、兄弟、姉妹のように仲良い平和な社会を作る

経営理念にかける想い

これは、私が2014年より経営陣の一員に入った際に、社員の方に提示した経営理念です。
なぜこのような言葉にたどり着いたかを私の経歴も重ねながら、ご説明申し上げます。

人と人が出会う確率
人と人が出会う確率とは何パーセントでしょうか。人は人生80年の中で、3万人の方と何らかの接点を持ち、その中で近い関係の方(同じ学校、職場、近所の方)は3千人、親しく会話を持つ方は300人、友人と呼べる方は30人、親友と呼べる方は3人といわれています。幸いにも私たちは接客業を行っておりますので、毎年数百人の方、ご家族を含めると千人以上の方と接点を持つことが出来ます。しかし、この確率は世界人口で考えてみると、数億分の一の確率になります。日本の人口で考えても、数十万分の一、0.000004パーセントと気の遠くなる確率なのです。担当指導員として教習を行わせていただく方となれば、もっと少なくなるでしょう。それを考えたとき、せっかく天文学的数値で出会わせていただいた方には、もっと親切に、もっと丁寧に、もっと真剣に向き合うこと、その関係を出来る限り大切にすることが、私たちの使命と考えます。関係を持たせていただいた事に感謝しながら、その方々が私たちの学校のことを共通言語として、繋がりを深めて頂く世界を作って参りたいと考えています。

高知から東京へ、そして高知へ

生まれてから小学校を卒業するまで、私は高知県の東部にある安芸市で育ちました。安芸市は当時2万人強の地方都市で、その規模であれば、誰もが誰かの知り合いという町でした。手を伸ばせば、知っている方に行きつく、そんな町から中学校、高校と高知市内の学校に進学いたしました。高知市は、田舎町から出てきた学生にとって、人の多さは新鮮でありながらも、6年過ごせば、人との関係性は段々と近くなってきたことを感じ始めました。誰か一人を介せば、誰もが知り合いというその関係性は今でも変わってないと感じます。それが19歳で大学進学のため、上京すると一気に違う環境下に放り出された感を受けました。誰もが他人、一方で知人を一人でも多く持つことが価値になる東京で、人を知っていることのありがたさは自身の価値観を揺さぶられる経験でした。人との関係なんて今までは当たり前だと思っていた事が、当たり前ではない価値観の中で、関係を持った方をそのまま終わらせるのではなく、何らかのものをプレゼントすることが、人へのサービスの一歩と考えます。

成長企業を見ながら

世間一般の学生と同じく、私は企業に就職し、一企業人として働いて参りました。その後、様々な機会があり、様々な職に就くことに恵まれました。特にベンチャー企業での経験、リクルートグループでの経験は、社内外の視点で成長企業を体験する、観察することが出来、大変貴重な経験をさせて頂いたと考えています。成長企業には一定の不文律がありながらも、結局は経営者の器で会社の器も決まるという当たり前のことを認識させられました。また、20歳代後半から30歳代前半にかけて、仕事の特性上、世の中の一流といわれる方々と接点を持つ機会に恵まれ、今思い出しますに、その方々に共通していることは、自分に厳しく、決して他人の責任にしない、時間に厳しい、人との関係を大切にするなどという新人時代に教わる当たり前のことを徹底していらっしゃいました。私が、いざ経営のかじ取りをするにあたって思い出したことは、彼らの生き方を真似することしかできませんが、少なくとも自分自身の為に働くのではなく、会社のため、社員のため、家族のため、地域のため、国のため、働くことを死ぬまで行って参りたいと考えています。
 

SS(Stakeholder Satisfaction)という考え方

企業経営を行うにあたって、歴史的にCS(Customer Satisfaction 顧客満足)からES(Employee Satisfaction 社員満足)、近年ではSS(Social Satisfaction 社会満足)と変わってきました。また、企業は株主のものだから、株主優先の経営をという乱暴な考え方も一時期ありました。しかし、結果としてどれかを優先するのではなく、私たちに関わる全ての方の満足を追い求めなければ、企業としての存在価値は片手落ちになると考えています。以上より、SS(Stakeholder Satisfaction 企業の関係者満足)お客様、社員とその家族、取引先、近隣住民の方、当社に関わる全ての方の満足を追求することが、私たちの経営理念の実践に繋がると信じています。

自動車学校という産業
指定自動車教習制度から今

車校であったり、自校といわれる自動車教習所の制度は1960年にスタートいたしました。以来、50年以上たくさんのお客様をドライバーとして世の中に送り出すお手伝いをさせて頂きました。制度スタート時から数十年は、厳しい指導員に怒られながら教習という経験をなさった方が少なからずいらっしゃったようです。その後、ここ数十年はそのような厳しい指導員は希少動物になり、自動車教習所在学期間を出来る限り短くして卒業できるプランや、安さを前面に出したプラン等、親切で気の長い指導員の育成に励み、お客様目線に近づいたのではと思います。少子高齢化、若者は免許よりもスマホがお友達という大きな流れの中で、免許を取ろうとする若者は一段と少なくなる一方、70歳以上の方を対象とした高齢者講習を受講する方は多くなり、自動車教習所のビジネスモデルは転換期を迎えています。
私が東京に住んでいるときは、免許の必要性をそう感じることはありませんでした。時間通りに間に合う公共交通機関、駐車場代に代表される維持費の高さが理由であり、何よりも交通事故というリスクを敢えて背負ってまで、車を運転する事の利点を感じられなかったためです。では、全く必要ないのか?と言われると、今は疑問があります。地方に住んでいることも理由ですが、子供が産まれてから感じ方が違ってきました。子供を連れた移動に関して、公共交通機関での荷物を運ぶ大変さ、周囲への配慮等、車があって便利だと思う経験は人生のステージが変わってくれば、いろいろと感じられるでしょう。
また、転勤で地方に住むケース、海外ビジネスが多くなる日本企業で働く方は、万が一の時に備えて、免許は取っておいた方が良いのではと思います。
いずれにしても、自動車教習所が今まで取り組んできたことは間違ってはいませんが、日本経済と同様、自動車教習所業界は今まで経験したことのない段階に来ているため、顧客目線もさることながら、将来を見通した目線で、社会に受け入れられる活動をしなければならない段階に来ていると感じます。

これからの日本・高知社会・車社会
世界に冠たる自動車産業

トヨタ、日産、ホンダ…産業としても、自動車産業は世界にトップ10の中4社が日本企業という、他産業と比べても、日本の強さが際立つ産業ではないかと思います。それは、日本人が持つ勤勉さ、教育水準の高さ、狭い国土をいかに安全に走行させるかを突き詰めてきた自動車メーカーの技術水準の高さ他にならないと考えます。その周辺産業として私たち自動車教習所業界があることを誇りに思う一方、私たちもその技術水準にあぐらをかくのではなく、交通安全についてもっと突き詰めて参らなければと考えます。

交通安全を世界に売りに行く

狭い国土でいかに交通安全を担保していくかを突き詰めることで、日本の交通安全ビジネスはハードのみならず、ソフト産業としても世界に売っていけるのではと考えます。1990年代からアジア経済は、急激な成長を遂げ、新車販売台数も世界の中心になってくると考えます。その流れの中で、経済発展のみならず、人の安全、命の大切さの比重が大きくなり、交通安全を必要とする国は増えてくるでしょう。その時に、日本の交通安全技術、意識を海外に向けて発信していくことが経済発展の先輩である日本の役割と考えます。

土佐人として

以前の職場で全国各地を伺う機会に恵まれ、47都道府県の学生、仕事人とお会いする機会をたくさん頂きました。その中で、キャラクターが際立っていたのが、鹿児島県と我が高知県の方々でした。その2県は、必ずしも同じではありませんが、いい意味でバイタリティにあふれ、一方でコツコツと実直に仕事に励むタイプではない。自分自身が納得すれば異常なほどのパワーを出すが、自身が納得しないと組織人としての行動もしない。全国の労働力とで比較すると、ややそんな方が多いのではと感じました。良く言えば、リーダーとしての素質を兼ね備えているが、真面目にコツコツとが苦手な労働力のため、現在の企業社会では、リーダーとしての日の目を見ずに仕事人生が終わってしまう土佐人が多いのではと心配しています。人生は楽しむものだと信じ、お金だけではなく大義で生き、恥ずかしがり屋ながら人を愛する土佐人が、もっとリーダーとして世の中に出ていければ、もっと日本も楽しく明るくなるのではとも思います。土佐人がリーダーとして世の中で活躍できるお手伝いが出来ればとも思っております。

安芸市の企業として

私が少年時代を過ごした当時は2万人強いた安芸市民の人口は、現在2万人を切り、1万7千人程度まで減少しました。全国各地の地方で起きている中核都市への人口流出、地方の少子高齢化の波に準じた状況になっています。私たちの商売は、人口の増減が直接関係する仕事であり、この流れに流され続けるわけにはまいりません。人口が流出する中で、安芸市にある安芸自動車学校として、学校を磨くこと、魅力的な学校づくりをすることで、全国に当校を発信し、「免許を取る際には、是非『安芸自動車学校』で免許を取りたい、取らせたい」と思って頂けるお客様、親御様を一人でも多く作り、たくさんの方々が安芸市、安芸自動車学校にお越しいただく事は、今まで当校を育てて頂いた安芸市へのお礼にもなると考えます。
中長期的には、安芸市にて起業したいと思える方が一人でも多くいれば、安芸市の足腰は盤石なものになると考えます。思い起こせば、50年以上前の1965年、私の祖父は、自身の地元ではない安芸市にて当校を開業いたしました。祖父は安芸市で起業したのは、そのビジネスチャンスを信じたからにほかありません。現在、そのチャンスが安芸市に無い訳ではありません。そのビジネスチャンスに適合した企業が出来ていないからなのです。安芸市でしかできない起業モデルを確立することによって、一人でも多くの方が安芸市にて起業して頂くことにより、安芸市の経済が良い循環になると思います。安芸市の経営者として、その起業が成功できる様、お手伝いが出来ればと思っております。

一企業人としてすべきこと

人の人生は80年、仕事をする期間は半分の40年~50年です。一日8時間働いたとすると、人生の六分の一は企業人として、社会に接している、これは人生でほとんどの時間と思います。その時間をいかに充実させることができるかが、幸せの一つの形かと思います。
大きな世界の流れを意識しながらも一企業人としてすべきことは、毎日同じことの積み重ねでしかないと思います。所詮毎日の小さな一歩でしかありませんが、毎日積み上げていくことで、結果として社会を変える大きな力の集合になるでしょう。サラリーマン人生から一転、会社を継ぐ立場として高知に帰郷、自動車教習所業界に身を置き、たくさんの先輩を差し置いて、経営者としてデビューさせていただきました。明確な目的を提示し、働くことで自身の可能性を拡げ、この仕事は楽しいと思える会社づくりに小さな一歩を積み重ね、邁進することが自身に与えられた私の天命であると考えます。
 
小さな会社の小さな力ではありますが、社員と力を合わせて、私たちと関係ある全ての方が兄弟、姉妹のように仲良い平和な社会づくりをして参ります。
 
  • 有限会社安芸自動車学校
    代表取締役社長
    山口 直剛(やまぐち なおたか)
    1978年5月1日生まれ

    ISD性格診断
    「地球グループ」「慈悲深い虎」

    安芸市立川北小学校卒
    土佐中学校卒業
    土佐高校卒業
    慶應義塾大学経済学部卒業

  • 新卒より、日本製紙、日興コーディアル証券(現SMBC日興証券)、サーチファーム・ジャパン、リクルートエグゼクティブエージェントを経て、有限会社安芸自動車学校に入社。入社後は教習指導員として学科、技能教習に携わり2015年より現職。また、2012年から高知県自動車学校の経営にも参画する。メーカーで「モノ」、金融機関で「カネ」、人材紹介会社で「ヒト」に関わることで、様々な側面から企業全体を見る目を養う。また、内部、外部両面から成長企業に関わって来たことによる「伸びる会社」の勘所は熟知するも、一方で人への究極のサービスとは何たるか、を毎日試行錯誤中。加えて、当社を人への究極のサービスを提供する会社に工事中。

    高知にUターン後、各種団体に所属し、地域・地方活性化をライフワークとするも、地域・地方活性化の肝は「起業家をいかにたくさん作り出せる風土を作るか」と信じる。

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